ビタミンA

粘膜の健康維持や夜盲症予防にはビタミンA

抗酸化成分は、フラボノイドばかりじゃありません。
それよりも、体にとって必要なビタミン類。

中でもビタミンAは、眼にも関わりの深い成分です。

薄暗い中でものを見る為には、暗順応の働きが正常な事が必要ですが、これは、ロドプシンという物質の量が関係しています。

そのロドプシンの主成分がビタミンAです。

色覚にもロドプシンが関わっているので、その主成分であるビタミンAが不足すると、色の鮮やかさがわかりにくくなったり、暗いところでものを見にくくなったりしてしまうのです。

車の運転中。特に夕暮れ時。
ものを見にくくなる事で思わぬ事故のきっかけともなりかねませんので、そうしたトラブルを未然に防ぐという意味でもビタミンAは、無くてはならない存在です。

他にも皮膚や粘膜を正常に保つのもビタミンAが関わっています。
不足すると、皮膚が弱くなったり接触感染のリスクが高くなったりと、不健康の仲間入りともなりかねません。

目の角膜や粘膜の健康にも関わっているので、ドライアイが酷くなってきたらビタミンA不足の兆候が出ている場合も有ります。

ただし、不足しているからと思い込んで摂取しすぎも気をつけなければなりません。

ビタミンAは、一度に3000μgRE以上で過剰症を引き起こします。

栄養成分の中には、一日に必要な量以上を摂取する事で体の調子をおかしくしてしまう場合があります。その状態を引起す危険性のある栄養素は、目安の摂取量が決められているのです。

■ビタミンAのままではなく、βカロテンの形で摂取を!

過剰症を気にせずに摂取できるのは、
βカロテン(プロビタミンA)。
βカロテンは体内に入ると、一部がビタミンAに変化して使用されます。

しかも、少しずつ変化するので、
過剰症を気にしなくて良いんです。

更に、βカロテンとしても抗酸化作用が有り、眼にとって重要な栄養素として役立ってくれます。

βカロテン様々です。

ビタミンAをそのまま摂取するには、私たちと同じ動物から、βカロテンを摂取するには、野菜からと覚えてもらえると解りやすいと思います。

  • ニンジン(40g)600μg
  • 西洋カボチャ(80g)526μg
  • 春菊(50g)375μg
  • ほうれん草(50g)350μg

他にも、小松菜や干し柿などにも含まれます。

ほうれん草には、ルテインも含まれていますが、βカロテンも豊富という事で網膜の健康と関わりが深い食材ですねぇ。

こうしたものを上手に食生活に取入れていく事は、目の組織をトータル的にサポートしてくれる事になり、飛蚊症の改善などにも良い効果をもたらしてくれるかもしれません。